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わからないことがある

よくある質問集

あんしんHIVチェックについて

HIV感染症について

あんしんHIVチェックについて

検査の結果は何日ぐらいで出ますか?

検査物(ろ紙)が検査室に到着後約2-5日(土日祝祭日を除く)で結果を確認することができます。ゴールデンウィークや年末年始は検査室がお休みとなるため、10日程かかる場合もあります。

ろ紙に垂らした乾燥血液で正確な結果が出るのですか。

乾燥血液を用いたHIV検査は、国の承認を得ていない検査手法です。「確認検査が必要です」という結果が出る方の中に、本当にHIVに感染している方とは別に、そうでない方が含まれる可能性があります。また感染直後の場合は、感染しているにも関わらず陰性という
結果になる可能性もあります。

どのような検査法を使って検査を行うのですか。

スクリーニング検査は、HIV-1の抗原と抗体、HIV-2の抗体を同時に検出できる第4世代の検査キットを用いて行います。この検査で陽性反応が出た場合には、別の種類の第4世代のキットを用いて再度検査を行い判定します。

インターネットで市販されている郵送検査との違いは何ですか。

この検査は、研究の一環として実施する検査のため、20歳以上のゲイ・バイセクシュアル男性に限定した検査となっています。簡単なアンケートにご協力いただきますが、無料・匿名で検査を受けることが出来ます。確認検査が必要になった場合には、協力医療機関で確認検査を受けることが出来ます(結果画面から受診予約が可能。確認検査は有料)。また、様々な心配事や不安に対しては、ぷれいす東京でサポートを受けることができます。

結果通知画面で「確認検査が必要です」とはどういう意味ですか。

「確認検査が必要です」という結果が出る方の中には、本当にHIVに感染している方と、HIVに感染していないのに、HIV感染者と同様の反応が出てしまう方がいます。これを区別するためには、更に精密な検査が必要です。「確認検査が必要です」となった方は、本研究の協力医療機関、または保健所等で確認検査を必ず受けて下さい。

プライバシーは守られますか。

本研究ではろ紙に貼布されたIDで血液を管理し、結果をお伝えします。お名前や住所、連絡先をお聞きすることはありません。「検査結果を見る」から結果をご覧になる際には、IDとパスワードを入力し、結果をご確認下さい。結果閲覧用のパスワードは、検査キット受け取り後、何度でも変更できます。

自分の検査結果がコミュニティセンターaktaのスタッフに分かってしまうことはありませんか。

検査結果は本研究に携わる研究者のみがアクセス可能であり、コミュニティーセンターのスタッフが結果を閲覧することは出来ません。

配布された検査キットが再利用されることはありませんか。

配布する検査キットは、すべて未使用のものです。エイズ治療・研究開発センター検査室に返送されたランセット(穿刺器具)は、使用済、未使用にかかわらず、すべて医療廃棄物として廃棄いたします。

「陰性」とはどういう意味ですか。

HIVに感染していないという意味です。ただし、HIV検査の結果は、検査より2ヶ月以上前の状態を保証するものなので、リスク行為が継続的にある場合には、今後も定期的に検査を受けることをお勧めします。

HIVの検査はどの位の頻度で受けたらいいのでしょうか。

男性との性行為がある男性は、少なくとも1年に2回、リスクが高い方は3ヶ月に1回、定期的にHIV検査を受けることをお勧めいたします。

HIVに感染していることが分かったらどうしたらいいのでしょうか。

感染が確定した場合には、専門医療機関を受診することが必要です。本研究を通じてHIV感染が分かった場合には、HIV診療を行っている協力医療機関で診療を受けることができます。他の医療機関での診療をご希望の場合は、紹介状を発行いたします。また、様々な心配事や不安に対しては、ぷれいす東京でサポートを受けることができます。

リスク行為があってから、どの位でこの検査を受けることが出来ますか。

感染して2~3ヶ月以内では、感染していてもまだ抗体が十分に上がっていないため、陰性の結果になる可能性があります。2~3ヶ月以内にHIVの曝露を受けた可能性がある場合は、1ヶ月後程度をめどに、再度検査を受けてください。

検査キットに破損がありました。どうしたらよいでしょうか。

万が一、検査キットの梱包やキットそのものに破損が認められる場合は、検査キットを使用しないで下さい。

HIV-1とHIV-2があると聞きました。違いは何ですか。

世界的に流行しているのはHIV-1です。HIV-2は西アフリカの一部の地域で流行しています。HIV-2はウイルスの病原性が弱く、病状の進行が緩やかです。

この検査では、HIV-1とHIV-2のどちらに感染しているか分かりますか。

本研究では、HIV-1とHIV-2のどちらも診断できる検査方法を用いて実施していますが、この段階では、どちらの感染か判別することは出来ません。確認検査では、どちらのウイルスに感染しているのかを特定します。

この検査はどんな人にお勧めですか。

この検査は検査キットを自宅に持ち帰り、自分の好きな時間に検査をすることが出来ます。これまでHIV検査を受けたいと思ってもなかなか検査に行く時間を作れなかった方、しばらくHIV検査を受けていない方、定期的に検査を受けたい方は、是非この機会にご利用下さい。検査キットは何度でも受け取ることが可能です。

この検査キットを使用してはいけない場合がありますか。

血が止まりにくい病気をお持ちの方、血がかたまりにくくなる薬を飲んでいる方は、この検査キットを使用しないで下さい。医療機関で検査を受けることをお勧めします。

この検査はどこが行っているのですか。

この検査は、名古屋市立大学看護学部が研究として実施しています。ろ紙にしみこませた血液の分析は、エイズ治療・研究開発センターの治療開発室が実施し、検査の結果を管理しています。

自分で針をさすのが怖くて出来ません。どうしたらよいでしょう。

ご自身で血液を採取することが困難な場合には、保健所や医療機関で検査を受けることをお勧めします。HIV検査・相談マップより、HIVの検査を実施している施設を検索することができます。

相談機関を利用するとどんなメリットがあるのでしょうか。

適切な情報を得て選択肢を増やしたり、先人の経験や知恵を知ることで解決できる問題もあると思います。躊躇せずに是非利用してみて下さい。詳しくは「不安や心配がある」をご覧ください。

問い合わせ窓口

本研究に関するお問い合わせは下記へお願いします。
研究の実施に関する問い合わせ
名古屋市立大学看護学部国際保健看護学 准教授 金子典代
052-853-8065(代)
検査に関する問い合わせ

HIV感染症について

HIVに感染すると、どのような症状が出ますか。

HIVに感染後2〜4週の頃に、発熱、のどの痛み、頭痛、くびのリンパ節が腫れる、皮膚に発疹が出現するなどの症状が半数以上の方に現れます。これらの症状をHIVの急性感染症状と言います。ただし、これらの症状は風邪などでも出現する症状であり、症状からHIV感染の有無を判別することはできません。診断にはHIVの検査が必要です。

急性感染症状と思われる症状が出ているときに、HIV検査を受けることはできますか。

リスク行為の後で急性感染症状と思われる症状が出ているときには、医療機関を受診してHIV検査を受けることをお勧めいたします。「HIVに感染しているかもしれない」、「HIV感染が心配だ」、「HIVの検査をして欲しい」と医師にご相談下さい。

なぜ感染していることを早く知る必要があるのですか。

HIVに感染すると、体内では1日に100億個のウイルスが新たに増殖し、免疫機構を絶えず攻撃し続けます。HIVに感染していることを知らずにこのウイルスの増殖を放置していると、免疫力が低下し、エイズを発症することになります。感染を早く知り、体内のウイルス増殖を早期に抑制すること(治療の導入)でエイズ発症のリスクを回避できます。

治療をしているとHIVをうつさないと聞きました。本当ですか。

現在のHIV治療は、血中のウイルスを検出限界以下(ウイルスの測定器械で検出できないレベル)に抑えることが可能です。そのような状態を保っている患者さんは、セックスパートナーへHIVを伝播させさせないことが科学的に証明されています。

HIV感染とAIDSの違いは何ですか。

HIVによる感染をHIV感染症と言います。HIVに感染した患者さんの免疫力が低下し、健康な状態であれば発症しないような、病原性の弱いカビや細菌、ウイルスによる感染症を併発した時(AIDSと定義する23疾患に罹患した時)にAIDS発症と言います。AIDSはHIV感染症が進行した状態です。

HIVに感染していることが分かったら、どうしたらいいですか。

まずは、HIV診療をしている専門医療機関を受診することが必要です。HIV診療を行っている本研究の協力医療機関を受診することも出来ます。感染が分かったら、なるべく早く現在の免疫レベルを知って、レベルに応じた治療を受けることが必要です。また、他に治療が必要な感染症や合併症がないか、全身的な評価が必要です。
このウェブサイトにも陽性という結果を受け取った方へ、知って欲しい6つのことをまとめたページがあります。そちらをまず読んでみてください。詳しくは「陽性という結果を受け取った方へ」をご覧ください。

HIV感染症の治療はどのような治療ですか。

HIVの治療は内服薬による治療です。現在HIV治療に使用されている薬は、副作用が少なく、1~2回/日の内服で済みます。比較的楽に内服が出来ると思います。免疫力が上がると体調が良くなったと感じる方が多いようです。

治療を開始するとどのような変化がありますか。

多くの患者さんは治療開始後6ヶ月程度で、血液中のHIVが検出できないレベルに抑制されるようになります。ウイルス量の減少に伴い、HIVによって攻撃されていたCD4陽性リンパ球が徐々に増加し、免疫力が回復します。ただし、治療を中断するとHIVが勢いをもって増殖を繰り返し、数日~数週間でHIVが元の状態に戻ってしまいますので、継続的な治療が必要です。

病院にはどの位の頻度で通院しなければならないのですか。

HIV感染が分かったばかりの頃、治療が始まったばかりの頃は、状態を見極めるために、2週間~1ヶ月に1回の頻度で受診していただく場合があります。治療により安定すれば、2-3ヶ月に1回の受診も可能です。ただし、受診頻度は患者さんの免疫状態や合併症の有無によって大きく異なります。主治医が適切に判断します。

医療費はどのくらいかかりますか。

診察代や検査費用の他に、薬代として約20万円位かかりますが、健康保険を使えば自己負担はその3割になりますし、加えて医療費の助成制度を利用することで、更に自己負担額を減らすことが出来ます。医療費の件でお困りの場合は、受診した病院でソーシャルワーカーなどに相談できます。

HIV感染者が利用できる医療費の助成制度を教えて下さい。

HIV感染症の治療に対して利用できる制度をご紹介しましょう。患者さんの免疫機能の障害の程度(主にCD4陽性リンパ球数)に応じて、「ヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能障害」(1級~4級)の身体障害者手帳を取得することができます。この身体障害者手帳を取得すると障害者総合支援法に基づく自立支援医療を利用できるようになります。自立支援医療の制度を利用すると、自己負担額が1割となり、かつ、前年の所得水準に応じて自己負担限度額(月に0円、2500円、5000円、1万円、2万円の5段階)が決まり、それ以上の自己負担が発生しなくなります。病院では治療を開始する前に、これらの実際の手続きについて相談できます。

健康保険を使うと職場に感染が分かってしまうか心配です。

健康保険組合が個人データを本人の同意なしに第三者に提供することは法律などで禁じられています。健康保険を使わずに高額な治療を受け続けることは、現実的には困難ですので、健康保険の使用を考えましょう。

HIV陽性と分かりました。生活のことやパートナーとの関係などについて相談できるところはありますか。

病院の他にも、ぷれいす東京など、NGOの相談サービスがあります。相談員と話しながらひとつひとつ順番に解決していくと良いでしょう。電話相談は匿名で地域を問わずどこからでも相談ができます。詳しくは「陽性という結果を受け取った方へ」をご覧ください。

他の患者さんがどのように過ごしているか知りたいのですが。

治療により安定期にある患者さんは、毎日、薬を飲む必要がありますが、今まで通りの生活が可能です。もちろん、仕事や学校を続けること、旅行やスポーツを楽しむこともできます。
また、同じHIV陽性者同士で、実際に会って交流や情報交換をしたり、インターネット上で他のHIV陽性者の経験を読んだりすることも可能です。自分ひとりではないことを実感することが大事です。詳しくは「陽性という結果を受け取った方へ」をご覧ください。